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暖かいです

2009年1月30日


このところ本当に暖かくて
景色はなんだか3月下旬を思わせます。

いつもなら雪の下に隠れてしまう草やササがまだ姿を見せていますし
舗装道路に積もっている雪はほとんどありません。
もちろん流氷もはるかかなたで停滞していて
なかなか近づきません。

「寒くないのは楽だけど…」
と、おじいちゃんおばあちゃんたちも戸惑っています。
明日から北風が吹くとのこと。
流氷が近づいて、いつもの凍れる(しばれる)気候はやってくるでしょうか…

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雪の下の氷

2009年1月26日


昨日降った雪はほんとうにふかふかで、
車の上に20cmほどに積もった雪も
かるーく払うことができます。

たのし~な
なんて調子に乗っていたら
新雪の下にはでこぼこのまま凍りついた氷面が。
この氷+雪の組み合わせも要注意。
雪に隠れて見えないのでついつい油断しがちなのですが
これがとにかくよく滑ります。
今日も勢いよく、すてんころりん
かろうじて頭は打たなかったものの、肩まで雪まみれになってしまいました。

手に持っていた鍵も新雪の中に落としてしまい、
これを探すのがまた大変。
諦めて雪解けまで待ったという友人もいるほどの手ごわさです。
今日は何とか鍵を探し出すことができ、ほっと一息。

今朝の気温は-18℃。
気温が下がる時ほど晴れて気持ちが良いので
転倒の恐怖におびえながらも
町を歩いて「凍(しば)れた」空気を楽しみました。

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ワクワクする瞬間

2009年1月25日


朝、カーテンを開けると…
あ゛ぁーーっ、と思わず声が出てしまうほどの吹雪でした。
お隣の屋根がやっと見える程度の視界。
今日は家でじっとしていようと即座に決断できるお天気です。

程なく、お隣の屋根に雪がどんどん積もってきます。
街路樹も、小学校の体育館も
あっという間に真っ白になっていきました。

あぁ…
この景色を待っていたのです。

雪かきが大変だとか
外出ができないだとか
そんなことよりも、この真っ白な景色。
あっという間に街中が衣替えをして
見慣れた街並みがとても美しくなる瞬間です。
13回目の北海道の冬。
雪にも寒さにも、今年もワクワクしています。

きっと森も美しく雪をまとっていることでしょう。
雪が音を消してしまうため、森は驚くほど静かな空間になります。
厳粛なまでの静寂と雪の輝き。
この季節ならではの森歩きの楽しみです。

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知床の醍醐味

2009年1月24日


知床へ向かう道路からは
オオワシやオジロワシといった大型の鳥たちを
しばしば確認します。
特に今の季節は
たくさんのワシたちが木に止まっています。

今日はほとんどのワシたちが上空を舞っていました。
海からの強い風に乗って
気持ちよさそうに滑空しています。

車を降りてゆっくりワシを観察していると
ワタリガラスがカポンカポンと鳴きながら飛んでいきます。
冬の空の王者が勢ぞろいです。

しばらくすると今度はクマタカが低い高度で、すーっと姿を現しました。
ほんの10分ほどのドライブでこんなにたくさんのスターたちに会えるなんて
これぞ知床の醍醐味!なのです。

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とうとう雨に…

2009年1月23日


…なってしまいました。
この季節の雨は本当に困りもの。
踏み固められていた雪は中途半端にとけて、
水を撒いた氷盤の上を歩くことになってしまうのです。
しかも氷盤はでこぼこですので
その歩きにくいことと言ったら!

以前訪れたイギリスやアイルランドでは、自国民のことを
「お天気のことばかり話題にする」とやや自嘲的にも言っていましたが、
いやいやこちらもお天気の話題は事欠きません。
近年は温暖化で
イギリス人の十八番は
もはや世界中の人が口にするようになったのではないかと思います。

今日の雨は「小雨」ですが
風が強いのでとても悲惨なお天気です。
でも、振り返って海を見ると
海面から大きな虹が立ち上がっていました。
虹の向こうの流氷にも
早くお目にかかりたいものです。

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暖かくて…

2009年1月19日


めずらしく朝からプラスの気温でしたので
荒れるのかと思いきや
今日は嵐の前の静けさ…

でも、
雪がしっかりと積もってしまってからの暖気は
かなりの厄介者。
除雪車できれいに均されていた道路上の雪は
今日一日でぐちゃぐちゃになってしまいました。

至る所に水たまりができて、
歩くのだって「ゆるくない」(容易でない、大変だ)し、
車の運転はぐちゃぐちゃの轍にハンドルを取られたりスリップしたり。
春には毎年恒例の光景ですが、
近年は冬真っ只中でもこんな日を何度か経験するようになりました。

夕方には除雪車が出て、
水分を含んで重くきたなくなった雪をきれいに除けてくれました。
天気予報では、これからお天気は下り坂だとか。
やれやれ。
冬の猛烈低気圧も近年増えているように感じるのは、私だけでしょうか…

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てんとらんどの森

2009年1月17日


久しぶりに参加したてんとらんどの自然観察会では
楽しい出会いがたくさんありました。

すぐ近くでずーっと鳴き続ける小鳥たち
ウサギの足跡やモモンガのふん
カラスに追われるクマタカ
そして、頼もしい学生さん

アンテナを広げて、何にでも興味を持って
いろいろなことにチャレンジしている
とても素敵な学生さんです。

森を歩いていると
植物や動物たちの様々な日常を見ることはもちろんですが、
魅力的な人々にお会いできるのもまた楽しみです。

森が感性豊かな人をひきつけるのか
森の力が人を豊かにするのか、
きっと相乗効果なのだと思うのですが
~森に集うというのはかくも楽しきこと哉~
などと思ってしまう観察会です。

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粉雪

2009年1月15日


夕方、さらりと雪が降りました。
降り始めたときは郊外の農家さんのお宅にいたので
少しの風でも雪が舞って強く降っているように見えましたが
いつの間にか止んでいました。

車にはうっすらと雪が乗っています。
ふうっと息を吹けば飛んでいってしまう雪。
まさに粉雪という言葉がぴったり。
気温が低くないとさらさらの雪にはなりません。

こんな雪は固まらないので雪合戦はできませんが
雪かきをするのが少しだけ楽なのです。

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雪のある景色

2009年1月13日


久しぶりに自宅に戻ってきました。

雪はしっかりと積もり、道路は圧雪状態で人も車も滑りやすくなっています。
日々の暮らしの中では、雪は厄介者。
町のあちこちにある、堆く積まれた雪の山は
冬ならではの邪魔な存在。
もちろん子供たちはソリ遊びを忘れませんが。

私も、雪で何度も痛い目にあっていますが、
それでも毎年雪の季節を心待ちにしています。
もう12回もこちらで冬を越しているのに
いまだに雪がめずらしくて楽しくて仕方ありません。

そして今年も思いました。
雪のある風景は、とても素敵。

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あけましておめでとうございます

2009年1月1日


今年も知床周辺の活きた情報をお届けします。

暗いニュースが世界を駆け巡る時代ですが
それでも知床の自然は変わらず呼吸し続けています。
人間のものさしではとても計りきれないような
のんびりとした時間の流れに身を任せている森の生き物たちに
是非会いに来てくださいね。

どうぞよろしくお願いします。

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