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荒海に浮かぶ知床連山

昨日の荒天から一転、晴れ渡った今日。
オホーツク海はこの季節らしい、荒れ模様。
澄み切った空と、遠く霞む知床の山並み。
暖かな陽射し、貸切の砂浜。
のどかな日曜日でした。
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同じ北海道といえども

知床と札幌は
同じ北海道内でありながらとても遠い存在です。

ウトロと札幌を結ぶ都市間バスは所要約7時間。(これでも早くなりました)
女満別空港や中標津空港から飛行機で行くことも珍しくはありません。

距離があるだけあって、気候も違います。
先月に札幌に来た時は厚着をし過ぎて失敗しましたから
今回は少し薄着で…
通勤の方たちの格好からはかなり浮いていましたが、
私はこれで十分。
見た目より実務…です、はい。

楽しい出会いもありました。
(次回はみんな揃って祝杯をあげたいですね!)
再会の機会がありますように!

札幌は人ごみと高層ビルにいつも疲れてしまうのですが
人との出会いがあると、また違った街に見えます。
旅の醍醐味、ですね。

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雪のあとに

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知床五湖は朝から猛烈な雪降りでしたが
思いがけずたくさんの人が訪れていました。091122-2.jpg

お昼前には雪が止み、あっという間に晴れ間が広がり
夕方には赤く染まった知床連山が。091122-4.jpg

来るべき冬の厳しさと美しさを見せつけられた1日でした。

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寒いです

北風が強く吹いているため
日差しがあってもじっとしていられない寒さです。
気温ももちろん下がってきていますが
真冬を思ったら、まだまだ。
でも、体が慣れていないせいか
ついつい重ね着をしたくなります。

今日は真冬とほぼ同じ格好でのご案内。
お客様が薄着だろうが、真冬はどうするんだと叱られようが
体が資本の商売ですから、
こればっかりは譲れません。

そして2ヵ月後、
お客様はやはり寒い寒いとおっしゃいますが
(雪の季節ですから当たり前なのですが)
私の体はちゃんと慣れてくれるのです。

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雪だるま

知床五湖についた途端、雨が雪に変わり
みるみるうちに辺りが真っ白になっていきました。

あられのような雪が
コロコロ転がりながらあっという間に地面を覆いつくしたと思ったら
ぼたん雪が湖の対岸を見えなくするくらい激しく降って来るという具合。
雪を乗せたトドマツはまさにクリスマスツリー。
しんしんと降る雪を見上げてドラマチックな気分に浸ってみたり…
雪のある景色は、何度見ても、ため息が出るほど素敵です。

今日の知床五湖はほぼ貸切。
ひっそりとした五湖の森で、
小さな雪だるまをみんなで作って並べてきました。
誰かに見つけてもらえるカナ…

| 知床五湖 |

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五湖凍る

今朝の気温は12月下旬並みのマイナス5℃。
日中はプラス4℃まで上がったとのことですが
知床五湖は終日薄氷が張っていました。
091113-1.jpg (薄氷に覆われた三湖)

夏の賑わいが嘘のような静けさが戻ってきています。
冬季閉鎖まであと10日ほど。
静かな、静かな、知床五湖でした。091113-2.jpg

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樹齢1200年の木

津別町にある最上のミズナラに会ってきました。
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大きく広げた枝と
近づくのが少し恐ろしいような、ごつごつの幹。
周りの木々も十分大きく育っているのですが、なんだかひょろひょろとして見えます。

1200年前を考える時、人間は何代さかのぼれば良いのでしょう。
圧倒的に長い時間を生きる樹木。
私たちが生まれて死ぬまでの時間は
樹木にはほんの一瞬にしか感じられないのかもしれません。

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隠れスポット

先週は札幌で、今日はいつもの場所で
フクロウに会いました。
写真を趣味にしている方々にはどちらも有名なスポットですから
特別なことではありません。
知っているか知らないか、の違いです。

札幌では、平日にもかかわらず
思いのほかたくさんのカメラマンが訪れていました。
藪の中にはっきりとついた踏み跡をたどった先に突然現れたのは
バズーカー砲のような立派なカメラが10数台。
あまりの多さに一瞬退いてしまいました。
さすが札幌…
フクロウよりもカメラの多さに感動してしまいました。

いつものスポットは、今日は路上駐車の車が一台もありません。
今日はお留守かな~と思いながら木の洞を覗きにいくと
一羽だけでしたが、ちゃんといました。
091105.jpg
薄目を開けてこちらの様子を伺っています。

人間と野生動物との距離が近づくことで
良いことも悪いこともいろいろ耳にしますが、
お互いに傷つけることなく
静かに見守る距離を保つことができれば、
それだけ人間も優しい気持ちになれるという証であると思います。

好奇心や利潤追求だけでどやどやと押しかけられることを迷惑に思い、
その場にいられなくなるのは
人間も動物も一緒。
ちょっとした思いやりとかマナーとか
大事なことを気付かせてくれる、大切な存在です。

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雪景色

今日の知床は一面雪景色。
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気温が上がらず、冷たい北風に震えました。
一気に冬に変わってしまって
お客様も私もただただびっくり…

こんな真っ白な景色は知床半島だけのこと。
半島基部まで移動すると…
091103-1.jpg (海別岳)
カラマツが色づき、畑はビート(甜菜)の収穫真っ盛りです。
明日からまた気温も上がる予報で、
雪もどんどん融けていくでしょう。
こんなことを何回か繰り返しながら真っ白な冬へ近づいていきます。

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2009年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年12月