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流氷はるか

昨日までかろうじて沿岸に溜まっていた氷も
すっかり無くなってしまいました。

沖には白い流氷帯が幾筋か見えていますが、
気温も、辺りの景色も、すっかり春の気配。
しかし、まだ春が来るには早いのです。
再び寒気が戻ってくるのが当たり前だったのですが…

そして氷が戻ってくる気配は…
年々、予測が難しくなってきています。

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流氷鳴り

人気のない、静かな海で
流氷の鳴き声を聞きました。

氷同士がこすれる時に出る音を「流氷鳴り」といいます。
しんと静まりかえった空間に、
かすかにきしむ音が聞こえます。

きゅう、きゅう、と
少し哀しげな声で、流氷がお話ししてくれているようでした。

氷は、太古の昔から
繰り返し繰り返し、冬のオホーツク海に現れていました。
厳しい寒さと、寒いからこその美しい景色を
毎年、忘れずに届けてくれました。

これからも、ずっと、
氷たちの話し声を聞くことができますように。

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羅臼の夜明け

ご縁があって、羅臼から早朝クルージングに参加しました。

真っ暗なうちに港を出港し、
雪をいただいた知床連山が濃紺の空に徐々に浮かび上がり、
正面の国後島は朝焼けの空をバックに姿を現します。

空が白み始める頃、流氷帯に到着しました。
オオワシやオジロワシが流氷の上で休んでいます。
良く見るとかなり多くの数のワシがいます。
羅臼側は多いと聞いていたけれど、こんなにしっかりと確認できるとは!

残念ながら、国後の山並みには雲がかかっていて
島影からの日の出は拝めませんでしたが、
感動的な夜明けを体験しました。
100214.jpg(オオワシと流氷、背後は国後島)

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びっちり流氷です

知床半島は岬の先端までびっちり流氷が来ています。
100213.jpg

今日はお天気も良く、
知床連山から知床岬まですっきりと見えます。

流氷は昔に比べると勢いがなくなったといわれています。
今年も、海岸線付近はしっかりと接岸しているように見えますが、
目を沖にやると海面が見えているのがわかります。
少しの南風でもすぐに離れていってしまいそう!
氷の大きさもなんだか頼りないです。
融け残った残骸がようやくたどり着いたような、迫力に欠ける氷ばかり。

それでも今のところ、順調に流氷は見えています。
流氷ウォークも楽しそうです。

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流氷を見下ろすスキー場

わが斜里町にあるウナベツスキー場は
流氷を見ながら滑るスキー場です。
100210.jpg(真ん中右手が流氷)
バブルチックな豪華さはありません。
二人乗りのリフトが1基あるだけの、小さなスキー場です。

今日はいくつかの小学校のスキー授業だったようで、
チビッコスキー教室が、にぎやかに行われていました。
リフト待ちをするのも、なんだか新鮮。

チビッコ達に次々と抜かされながら
私はよたよたと
テレマークターンの練習に勤しみました。

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やっと到着しました

流氷接岸初日です。
ようやくです。
昨日の嵐で到着しました。

でも、
沖は海面が見えていますし、
岸の近くで波打っているのも分かります。
まずは斥候が来た、という感じ。
氷は小さく、密度も低く、流氷本体の迫力はありません。

大きな氷が次々と押し寄せる、
そんな景色を心待ちにしています。
欲張りすぎでしょうか…

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静かな森

気温が下がり、海風の冷たさが一層強く感じられます。
海の水に氷が混じり始めました。
100203-1.jpg(オシンコシン岬を望む)
海の水が白く濁って見える部分には
小さな氷の粒が無数に混じり、波に揉まれています。

しかし、森の中に一歩はいると、そこは静寂の世界。
高い枝に積もった雪が滑り落ちる時に、上空の風の強さを感じるだけ。
今日歩いたのは、知床自然センターに設置された「開拓地コース」
静かな散策を楽しみました。
100203-2.jpg

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流氷はどこへ?

水平線に流氷の姿を確認した後、
もっと近づいたらブログを更新しようと待ち構えていたのですが、
気づいたら1週間がたっていました。

いったい流氷はどこへ行ってしまったのか??

今日は北風が強く吹く予報でしたから
いよいよ見えるところに来てくれると思いきや、
夕方になっても流氷の姿は見えませんでした。

観測データでは沖合い10~20㎞程のところにいるとのことですが、
明日は西風が吹く予報なので、
知床岬に行ってしまいそう…
どうか、人間から見えるところに近づいて!とお願いしたくなります。

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