山登り大好きの私はいつも
何が楽しいのかと聞かれては答えに困っています。
「そこに山があるから」ということかもしれませんが…
山頂にタッチすることが目的でもないので
今日のように途中でバテて帰ってくることもまた楽し、なのです。
歩きはじめに見えていたこの山が

数時間歩いただけで

こんな風に見えるところまで来てしまう
この人間の足の強さにもいつも感激します。

(湧水地)
初めて来たこの森は
見たこともない大木が林立するアカエゾマツの森
異次元空間に迷い込んでしまったような錯覚に陥る湧水地
そして、山頂直下の山肌を眼前に強風吹き荒れる森林限界
何もかもが圧倒的な支配力を持って次々と私の目の前に現れます。
馴染みの山を歩いてはホッとしていたここ数年のツケが一気に来たような、
強烈な山でした。
やはり「そこに山があるから」歩きたくなるのです!
ワガママな山行にお付き合いいただきましたTさん、
本当にありがとうございました。