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暑い日が続いています

連日25℃を超える気温を記録しているウトロ。
アスファルトの上と、森の中の気温の違いも実感します。

駐車場にいると、下から熱気がもわもわと上がってきて、
もう、暑い、以外は考えられません。
木陰に入ると暑さが和らぎ、
水面を渡る風に癒されます。

知床連山は毎日その姿を見せてくれています。
暑いですが、絶景が楽しめる毎日です。

| 知床の気候 |

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暑い日が続いています

今日も気温が上がり、あいさつは「暑いですね~」ばかり。
せっかく本州の蒸し暑さから逃げるつもりで来たお客様も残念そう。
でも、日陰に入るとなぜかひんやり。
風がそよぐと歓声が上がります。

そんな中、やっと赤ちゃんジカをカメラに収める瞬間が!
車道脇でしたが… 100627-1.jpg
いつの間にか少し大きくなっているように感じます。

大きなアオダイショウをくわえたキタキツネも道路を横切りましたが、
カメラは間に合わず…
動物たちは、暑いと文句も言わずに
子供たちが順調に大きくなれるようせっせと動いています。

| 知床の生き物たち |

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月食

満月の月が、半分欠けて山から顔を出しました。
それでも森を明るく照らし
星はその明るさに負けてしまいます。

日中は30℃まで上がった気温もぐっと下がり
ひんやりする空気の中、月がだんだん大きくなってきました。

月食が終わり、明るさを増した森では
キタキツネの親子が楽しそうに散歩していました。

| ガイドの日記 |

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雨に濡れたお花たち

久しぶりの雨降りでしたが
西別岳に行ってきました。
手軽に高山植物が楽しめる山なので
週末にはたくさんの登山客が訪れる場所です。
今日は、お天気もイマイチのせいか、数人とすれ違っただけでした。

雨が途中で激しくなってしまったので
リスケ山というピークで帰ってきました。
わずか2時間ほどの散策でも
数え切れないほどのお花を見ることができ、
また、水滴をつけた足元のお花たちのかわいいこと!
これからしばらくは色とりどりのお花が楽しめそうです。

今日はチシマザクラがとてもきれいに咲いていました。
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| ガイドの日記 |

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トホホな羅臼湖

久しぶりの羅臼湖に張り切って向かいました。

路線バスが待ちきれなくて、
車道を歩いて羅臼湖入り口へ。
道端には小さなお花がたくさん咲いていて、
なかなか前へ進めません。
あっという間にバスに抜かされ、
慌てて歩き始めると今度は小鳥がすぐそばで鳴き始めます。

これは羅臼湖にたどり着く前に、帰りのバスが来てしまうぞ…
などと独り言を言った途端、
デジタルカメラの充電が切れてしまいました。

しばらく茫然としましたが、どうしようもありません。
重いカメラを提げて、とぼとぼと羅臼湖へ向かいます。
きれいなお花も、目の前の小鳥も、記憶に留めるほかありません。

散策路に入ってからは、まだ雪渓がいくつも残っていました。
サクラがあちこちで咲いていて、
張り切って写真を撮りに近づいては、「あっ、そういえば充電…」の繰り返し。
雪渓に変な足跡をたくさん残しただけになってしまいました。

途中、ガスがかかって遠景は望めませんでしたが、
羅臼湖に到着した途端、ガスが晴れて
羅臼岳も知西別岳もくっきり!

なんとも充電切れが悔やまれる散策でした。

| 羅臼湖 |

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今日も良いお天気でした

連日暑い日が続き、
まぼろしの沼はどんどん小さくなっています。
たくさんの命を育みながら
もうすぐその姿を消します。

沼には、一日も早く大きくならなければならない
オタマジャクシやヤゴたちがごっちゃり。
うるさいほどのセミの鳴き声、
合間を縫って聞こえる小鳥たちのさえずり…

森の向こうに見える羅臼岳もくっきり。
クマゲラはほんの少しでしたがあいさつに来てくれました。

静かな森の時間が
ゆっくりと過ぎていきます。

| まぼろしの沼 |

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クマゲラ率100%!

今年はしばしば
まぼろしの沼を訪れる機会に恵まれています。

ここ1週間ほどは良いお天気が続いており、
沼も沢も、水量が日に日に減っています。
4日前は流れていた沢も、今日は干上がっていました。
100611-1.jpg (10.5.24)

そして、毎回、クマゲラに会っています。
飛び去る姿がほとんどですが、
住んでいるんだな~と実感します。
100611-2.jpg (10.5.15)

クマゲラが棲む森、というのは
なかなか響きが良いものです。
そんな森が身近にあるということを
改めて噛み締めています。

| まぼろしの沼 |

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森は静かにいのちを育む

まぼろしの沼は、今の季節だけ
水を湛えてその姿をあらわします。
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雪解け水は日に日に少なくなり、
オタマジャクシも必死に
少ない水の中で命をつなぎます。

無数に落ちた種の中から100607-2.jpg (10.6.6)
運よく発芽することができたトドマツ。
植物の生存競争は
静かに、気が遠くなるような時間をかけて、
熾烈に、冷酷に繰り返されます。
長く生きる木は
短く命を終えた仲間の分まで種を落としているよう。

クマゲラ、オシドリ、エゾシカの親子…
たくさんの生命に歓迎された森歩きでした。

| まぼろしの沼 |

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赤ちゃんが生まれました

エゾシカの出産の季節です。
最近は人間の間近で安心して出産するシカが増えています。
わざわざ遊歩道の近くを選んでいるようにも見えます。
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かわいいバンビちゃんがお母さんの後をついて
元気に歩く姿も見かけるようになりました。
なにかと問題児扱いを受けることが多いシカですが
今の季節は思わず微笑んでしまいます。
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