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なかなか涼しくなりません

雨が降るという天気予報は見事に外れて
お昼からは知床連山も姿を現し、
連休直前の静かな森を歩くことができました。

9月も半ばというのに蒸し暑く、
枯れつつある草原がちぐはぐに感じます。
足元を見ると色づいた落ち葉が敷き詰められているのですが…

やはり残暑厳しい知床です。

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秋の足音

シカの角が姿をあらわし始めました。
110912-1.jpg
首や肩の辺りも冬毛に変わりつつあります。

川にはカラフトマスが次々と遡上し
ハンゴンソウやワラビは茶色に姿を変えつつあります。

秋の足音が聞こえます。

| 知床の生き物たち |

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紅葉はまだまだ

羅臼岳に登りました。
山頂付近の草紅葉を期待して行ったのですが…
110911-2.jpg (大沢 左奥は知床五湖)

暖かい日が続いているせいか、
ようやく、ほんの少し、
色づいたウラシマツツジやチングルマを見つける程度。
お天気に恵まれた登山でしたが
ちょっと物足りない…
110911-3.jpg

花も少なかったのですが、とびきりのお土産は
110911-1.jpg
ハイマツの松ぼっくりをおなかいっぱい食べた
クマのフンです。
登山道の真ん中にでーん!と、しかも2ヶ所。
他にも新しそうな足跡があったりと
山の楽しみは紅葉だけじゃないよとぶつぶつ言う
クマの声が聞こえたような気がしました。

| 知床連山登山 |

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知床岬で外来種駆除

セイヨウオオマルハナバチとアメリカオニアザミという
困った外来種を駆除する作業に参加しました。

海から見る知床岬 110910-1.jpg
船はあっという間に岬を回り込みます。

上陸してみると、見渡す限りの草原 110910-2.jpg
シカが増えすぎて多くの植物を食べつくしたため
草丈は低く、ハンゴンソウの群落だけが目立ちます。

ターゲットのアメリカオニアザミは
海に面した斜面にはびこっていました。
30名ほどで作業しましたが、きりがありません。
人間の責任で持ち込んでしまった種です。
増えすぎたシカも含めて、
人間の影響力の大きさを改めて思います。

草原地帯の奥は森が広がっています。
森に飲み込まれる人間 110910-3.jpg

大きな大きな森に守られて
たくさんの命が生きています。

| 癒しの知床 |

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夕暮れの湯の滝

日が傾く中、カムイワッカ湯の滝へ。

人気も少なく、
また、先日までの大雨のせいかお湯はぬるく、
きゃぴきゃぴ騒ぐような雰囲気とは程遠い、
静かな時間が流れていました。

林道からの景色は知床の森の大きさを知らしめ、
海に沈む夕陽はあたりを赤く染めていきます。

薄暗くなった林道脇にはキタキツネが次々と。
なかなか森を抜けられません。

静かに楽しむカムイワッカ、いいですね。

| カムイワッカ湯の滝 |

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日向は暑くても…

濃霧の羅臼湖を諦め、
晴れて暑いウトロの森を歩きました。

台風から熱い空気が流れ込んでいるので
日向は日差しも強くてとにかく暑い!
でも、森の中は涼しく、
特にトドマツの森はひんやりとしていました。

森の中は、セミや小鳥が鳴く他は静かですが
倒れた巨木が語る時間の流れ、
足元の土が教えてくれる様々な命の営み…
想像力を働かせると、実にたくさんの声が聞こえてきます。

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遅い台風

遅々として進まない台風のせいで
熱い空気が流れ込み、
また土砂降りの雨が断続的に降り続いています。

台風の直接の雨風ではありませんが
前線が活発になって、外遊びには不向きなお天気です。
せっかく涼しくなった空気もどこかへ行ってしまいました。

早く台風が去って、
秋の空気の中を散策できるのを
心待ちにしています。

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2011年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年10月