2011年10月23日
森の木々の色づきは個人差があって、
冷たい雨に打たれてすっかり葉を落としているものもあれば
まだ緑の葉をつけているものまで、
実に個性的な姿で私たちを迎えてくれます。
足元には黄色や赤の落ち葉が敷き詰められて
道をすっかり覆い隠しています。
雨に濡れた木道にぴたりと張り付いた無数のカエデは
錦絵のよう!
すっかり人気のなくなった知床の森で
美しい紅葉が輝いていました。
| 癒しの知床
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2011年10月21日
奇跡的に暖かい日差しの中、
羅臼湖へ行きました。
紅葉は散り、
ダケカンバのむき出しの枝が陽射しを浴びて
白く輝いています。
風もほとんどなく、
三の沼には羅臼岳が、五の沼には知西別岳が
青空とともにくっきりと映りこんでいました。
いよいよ知床横断道路の夜間通行止めが始まります(24日17:00から)
暖かい日が続いているので油断していましたが、
雪の季節はすぐそこまで来ています。
| 羅臼湖
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2011年10月20日
朝晩冷え込むようになり、
森は毎日違った色合いを見せ、
私たちの目を楽しませてくれています。
今日は風もなく、ぽかぽかとした一日。
のんびりゆっくり、色づいた森を歩きました。
森の天蓋を通して林床に届く光はとても柔らかく、
落ち葉を踏みしめる音とともに
森を歩く楽しさを教えてくれます。
知床連山は中腹辺りまで紅葉は終わっているようです。
ようやく五湖に、紅葉が下りてきました。
| 知床五湖
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2011年10月17日
輝く夕陽に合わせて展望地を訪れました。
ついでに少し欲張って、荒れ果てた散策路へ足を伸ばしました。
夏の間は草がぼうぼうに茂って歩きにくいのですが
今の季節は背の高い草が枯れて、ややすっきり…
しているはずでしたが、
新たな倒木が道をふさいでいたりして、かなりの冒険気分。
そして見つけたものは、
やや表面が乾いてはいましたが、比較的新しいクマのふんや
アスファルトの上に残った足跡。
こちらは泥でスタンプを押したようにくっきりはっきり
点々と続いていました。
日が沈むとあたりはぐんぐん暗くなり、
外遊びの時間はもう終わりだと背中を押されます。
ようやく車に戻って今まで遊んでいた道に目をやると、
そこを悠々と歩くヒグマの姿が。
何というタイミング!
クマのやつ、なかなかの役者じゃないか。
少し遠くでしたが
左右の路肩を行ったり来たり。
痕跡を残した本人が、自己主張をしに現れたのでしょうか。
○HK顔負けの演出です(^^)
いやいや、もしかしたら
クマは私たちが立ち去るのを待っていてくれたのかも。
行く先の邪魔をしてしまってごめんね。
控えめに生きるクマの心を垣間見た気がしました。
| 知床の生き物たち
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2011年10月06日
雪虫が飛び始めました。
白い綿毛をまとってふわふわと飛ぶ姿は
本当の雪のよう。
雪虫が飛ぶと、本当の雪もまもなく降り始めるといいます。
あと2週間もすれば、
確かに雪が舞ってもおかしくありません。
紅葉がまだ間に合っていないのですが…
紅葉と雪の競争です。
今年はどのような模様になるでしょうか…
| 知床の生き物たち
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2011年10月05日
山の中腹辺りまで紅葉は降りてきているようですが、
知床五湖遊歩道沿いでは
ようやくツタウルシが色づき始めたところ。

夕方にかけて風が止み、
湖面にはもうひとつの知床連山が姿を現します。

観光客の数も落ち着き、
静かで美しい知床五湖を楽しむことができます。
| 知床五湖
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2011年10月04日
冷たい雨が上がり、綿帽子をかぶった山頂が現れました。

(画像は'11.10.5)
紅葉も駆け足で下りてきています。
| 知床の気候
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