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雪化粧

昨日の寒さは、標高の高いところに雪化粧を施しました。

知床峠は除雪のため、夜間通行止めの解除に遅れ。
午後から顔を出した知床連山も
稜線上はうっすら白くなっていました。

今日は日差しもあって、
特に午後からは暖かく経過しました。
気温の変動が大きい日が続いています。

| 知床の気候 |

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寒さに震える花

低温に加えて深い霧と冷たい雨。
今日は一日、本当に寒く感じました。

オロンコ岩のお花畑も冷たい水滴が一面に。
寒そうですが、でも咲き出したばかりの輝きを失わずに
仲間が次々とやって来るのを待っていました。
120527-2.jpg 120527-1.jpg

| オロンコ岩 |

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輝く沼

早春のまぼろしの沼は、たくさんの水を湛えて
きらきらと輝いていました。
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沼へ向かう途中の沢も
長靴がなければ渡れません。

沢も沼も
あっという間にすっかり干上がってしまいます。
きらめく水を感じながら歩けるのは
本当に"今だけ"なのです。

| まぼろしの沼 |

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霧の中の五湖

今日は朝から濃霧。
真っ白で何も見えません。

時折、少し視界が開けても
またすぐ真っ白に。

それでも、私たちが歩いている間はだんだん明るくなり、
みるみるうちに霧が晴れて
対岸の緑や水鳥の姿が見えてくるさまは感動的。
カメラ、カメラといっているうちに
すぐまた霧が流れてきて
静かに霞がかかって行く様子も美しい。

風が静かなときには
霞んだ対岸の景色が湖面に映ってこれまた素敵。

晴れて眩しいくらいの風景も素晴らしいですが、
霧の中の幻想的な景色も感動します。

| 知床五湖 |

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春を待ちわびる

藻琴山はようやく登山道が顔を出したところ。
木々は、春の兆しに
おそるおそる新芽を出し始めました。

120523-1.jpg 120523-3.jpg
まだうぶ毛に覆われた新しい葉っぱはとてもかわいくて、
雪が解けたばかりの森に彩りを添えています。

花のつぼみも膨らんできました。
(エゾヤマザクラ) 120523-2.jpg
120523-4.jpg (コヨウラクツツジ)

| 藻琴山 |

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快晴の知床五湖

今日は朝から最高のお天気!
知床連山も満面の笑みで迎えてくれました。

森の新緑と空の青、残雪の白すべてがまぶしくて
うきうきせずにはいられません(^^)

とても美しい一日でしたが・・・
例によってカメラを忘れてしまいました。残念。

| 知床五湖 |

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雪解けの羅臼湖

ようやく羅臼湖へ行くことができました。
120521-2.jpg

今年はなかなかお天気に恵まれなかったのですが
今日は快晴!
残雪を渡ってくる風が心地よく
のんびり散策してきました。

ハイマツが少しずつ出てきているので
夏道をたどって歩きます。
五つある沼も少しずつ緩んできました。
120521-1.jpg (三の沼)

夏道から一の沼を見られるのは、
今年が最後になりそうです。
新しいルートも楽しみなのですが
少し名残惜しい気がします。

| 羅臼湖 |

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少しずつ春

ようやく寒さから解放され、
久しぶりに暖かな日差しに恵まれました。

霧が晴れて急に暖かく(暑く)なったので、
防寒対策を間違えてへとへとになりながらの散策。
小さなお花たちが少しずつ咲きはじめていました。
120520-1.jpg

寒さに縮こまっていたつぼみも
穏やかな陽気を心待ちにしていました。

| 癒しの知床 |

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大きな落し物

今日は自宅近くの砂浜を
ゆっくりのんびり散歩しました。
ついでに海岸への漂着物を調べていました。

ハシボソミズナギドリという渡り鳥の亡き骸が
たくさん漂着していました。
毎年、春には大群でオホーツク海を北上して行くのですが
途中で力尽きるものもたくさんいます。
とても厳しい自然のおきてを見せつけられる瞬間です。

太い流木の上に
大きな翼がだらりとぶら下がっているのが見えました。
あまりに大きな翼なのでワシの死骸かと思って近づくと
120515-1.jpg
コアホウドリという鳥でした。

見た目がとても大きいので重そうに思っていましたが
実際に抱えてみると、ひょいと持ち上がります。
軽くなければ飛べませんが、こんなに軽いとは!
長い翼を広げてグライダーのように飛ぶ姿を想像しました。


| ガイドの日記 |

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真っ白です

知床五湖へ通じる道がやっと開通し、
今日は終日雪かきに追われました。

久しぶりにのぞいた青空と新緑に積もった雪、
暖かい気温もあって、とてもウキウキする景色でした。
(高架木道より) 120514-2.jpg
120514-1.jpg (雪からこっそりのぞくミズバショウ)

| 知床五湖 |

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寒すぎます

週間予報では雨降りといっていた今週末。
いつの間にか傘マークが雪だるまに変わっていました。

知床峠だけでなく、知床五湖へ行く道道も通行止め。
海沿いの街も真っ白になってしまいました。

ゴールデンウィークの雪は免れましたが
その後もまだまだ油断禁物。
夏タイヤに換えそびれていた私は元気ですが、
早々とタイヤ交換をしてしまった車は
しょんぼりと車庫でおとなしくしています。

| 知床の気候 |

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降雨+雪解け水

発達した低気圧の影響で
今日は一日、風を伴った雨に悩まされました。

知床五湖高架木道では
顔に突き刺さるような雨粒の攻撃。
知床峠は真っ白。
強風、たたきつける雨の中、
車外に出ている人は…誰もいませんでした(^ ^;)

河川の水量は見たこともないほど増え、
濁流となって海へ注いでいます。
コーヒー牛乳色の、でもそんな甘いものではない
大量の水がごうごうと音を立てて流れているのです。
いつもの透明な、さわやかな流れが嘘のようです。

例年なら、麓が雨なら山は雪になって
知床横断道路が通行止めになる季節です。
それだけ気温が高いということなのでしょうが、
今日はとても暖かいとはいえない、
濡れた袖口が冷たく体温を奪う一日でした。

ゴールデンウィークということで
ウトロには車があふれているのですが…
建物内で見学をしている方が圧倒的に多かったようです。

| 知床の気候 |

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森の落し物

所々雪が残る今の季節は
新緑にはまだ早く、
少し寂しい季節かもしれませんが、
足元にはたくさんの発見がいっぱい!

最も目に付くのは、シカのふん。
乾燥したものからみずみずしいものまで
本当にたくさんの、ところによっては山盛りのふんが
いたるところに残されています。

もちろん、ふんだけではなく
ハンノキの実、芽鱗(がりん、冬目を覆っていた小片)、
サルノコシカケの仲間、芽を出したばかりの柔らかい葉っぱ…
花は少ないですが
スミレの仲間やエゾエンゴサクが咲いていました。

あれこれ見つけるのはとても楽しい!
色にうっとりしたり、匂いをかいだり。
夏鳥の鳴き声が日に日に増えているのも嬉しいです。

待ちわびた春があっという間に到着しました。

| 知床五湖 |

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サクラとミズバショウ

いつもなら5月半ばに咲くエゾヤマザクラが
一気に咲き始めました。
朝と夕方では
明らかに花の数が違います。

サクラは
花が咲く直前、木全体が紅色に染まって
遠くからでもサクラとわかるのですが
今年はそんな色の変化を楽しむ間もなく
あれよあれよとつぼみがほころび始めました。

ミズバショウは太陽の光を浴びて輝いています。
咲き出しの花はどうしてこんなに美しいのだろうと
何度見てもうっとりしてしまいます。
他の植物がまだ枯れ草色の中、
きらきらした水面から姿を現すミズバショウは
何度見ても感動します。

花があちこちで輝いて
春が来たと教えてくれていますが
なにやら低気圧が近づく予報が出ています。
これでサクラが散ったら…宴会をするヒマがありません。
いやいや花見をするヒマがありません。
もう少し、早すぎるサクラを楽しみたいです。

| 癒しの知床 |

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2012年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年06月