2012年08月30日
風が強かった午前中は閉鎖していた知床五湖。
午後になって解放されたので歩いてみると、
思いのほか湖面は穏やかで
山がきれいに映っていました。

(四湖)
森から出ると、風はほとんど止んでいました。
気温は上がったようでしたが、
それほど暑さを感じずに歩くことができました。
| 知床五湖
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2012年08月27日
沼はほぼ干上がり、
シダの草原が広がっています。
周りの森の緑は濃く、
シダの柔らかな緑が目を引きます。
朝からの霧が、夕方ようやく上がって
羅臼岳が姿を現しました。
静かで平和な時間が流れています。

| まぼろしの沼
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2012年08月22日
今日の知床五湖も
暑いけど、
湖面に映る知床連山は絶品!

ヒグマもそろそろ移動してくれないかな・・・
人間もこんな景色をゆっくり見たいんだよ。
| 知床五湖
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2012年08月21日
今日の知床は快晴!
羅臼湖も日差しが強く、
知床五湖は暑い上に無風で
とにかく汗だくで歩きました。
久しぶりにヒグマもお留守だったようで、
知床五湖は午後には散策することができました。
涼しくなったらやっぱり姿を現しましたが・・・
暑くて大変な散策でしたが、
湖面には山並みや湖岸の森が
それはそれは美しく映っていました。

| 知床の気候
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2012年08月20日
今日は、知床を離れて
アカエゾマツの森を歩きました。
普段歩いている森はトドマツがとても多く、また、
さまざまな広葉樹と混じりあっているのですが、
今日の森は、アカエゾマツの純林。
とても不思議な森です。
枝打ちしたように幹は真っ直ぐに伸び、
木々も適度な間隔を空けて生えているので
森の中はとてもすっきり。
シダの仲間とゴゼンタチバナが敷き詰められた林床に
アカエゾマツのこどもも
小さいながら頑張っていました。
厳しい環境に、選ばれた者だけが生き残った森。
そうやって、さまざまな生き物が
今日も生きています。
| ガイドの日記
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2012年08月18日
お盆ウィークというわけで、知床は
どこに行っても人、人、人・・・なのですが、
時間を選べば貸し切りの散策も楽しむことができます。
今日の草原は、人の波にのまれずに
さわやかな風に吹かれることができました。
ゆっくり過ごしたおかげで
オジロワシやシマリスにも会うこともできました。
ヒグマにももちろん・・・という表現もいかがなものかと
自分でも思うのですが、
今年は本当に、ヒグマをよく見かけます。
夏休みが終われば、再び静かな知床が戻ってきます。
もう少し、にぎやかな森が続きます。
| 癒しの知床
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2012年08月16日
雨と低温の日が多かったせいか、
なかなか生え揃わなかったみどりのじゅうたんが
ようやく美しくできあがりました。
沼が干上がった後は
柔らかい緑色のシダでびっしりと覆われます。
雨に洗われたみどりは、ほんとうにきれい!
お騒がせなヒグマも、
今年、この森にはほとんど来ていないようです。
訪れる人もなく、静かに静かに
深い森を味わいます。
| まぼろしの沼
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2012年08月13日
相変わらずヒグマに占領されている知床五湖ですが、
今日のお昼に少しだけ
遊歩道が解放されました。
クマの居ぬ間に・・・というわけで、
お昼ごはんもそこそこに慌てて手続きをして入場。
朝からの雨で、足元を気にしながらの散策です。
そのおかげか、さまざまな色のキノコ発見!
森の豊かさを実感します。
そして、ヒグマの落とし物もたくさんありました。
クマの棲む森を歩いている・・・厳かな気分です。
そしてやはり、ヒグマは現れたようです。
すぐに遊歩道は閉鎖されました。
どうしたものかと思いますが、
もうしばらく、人間は遠慮しなければならないようです。
| 知床五湖
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2012年08月11日
今年は雨が多いのか、
羅臼湖への道のりはとにかくひどいぬかるみです。
すねまで水に浸かりながら
田植えのように一歩一歩慎重に進めます。
さすがにお盆休みだけあって
今まで比較的空いていた羅臼湖も
たくさんの人が散策に訪れていました。
道端の雪は無くなっていましたが、
ようやく咲き始めた高山植物や新緑を
楽しむことができました。
今年は本当に暑くならないうちに
秋が訪れるのでしょうか・・・
ありがたいような、物足りないような
複雑な気持ちです。

(色づき始めたツルコケモモ)
| 羅臼湖
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2012年08月09日
屈斜路湖を見下ろす藻琴山は、
四季を通じて手軽に登れます。
よく来ていたつもりでしたが、
真夏の藻琴山は、あまり記憶にありませんでした。
登ってみると、やはり
ここにはこの花、と思っていたものが
すっかり終わって実になっていたり、
全く違うお花が真っ盛りだったり。
いつ登っても、何回登っても
やっぱり楽しい藻琴山でした。
| 藻琴山
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2012年08月07日
フレペの滝を見下ろす展望台では
心地よい風が吹いています。
気温はあまり上がらないのですが、それでも
日が差すとやはり暑く感じます。
少しだけ汗ばんだころ、到着する展望台では
思わずため息が出るような
さわやかで、優しい風が吹き抜けます。
目の前に広がるオホーツク海と
めまいがしそうな断崖絶壁、
キオンの花が満開の、静かに揺れる草原。
いつまでもとどまっていたい、静かな時間です。
| 癒しの知床
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2012年08月06日
暑さが戻らない毎日が続いています。
今日も、知床峠の羅臼側は霧の上に出て青空でしたが、
ウトロは相変わらず涼しく、
霧が行ったり来たりしています。
そんな中で訪れたまぼろしの沼はとても神秘的。
貸しきりの、静かな静かな森でした。

| まぼろしの沼
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2012年08月05日
なかなかヒグマは
知床五湖を人間に譲ってくれません。
少しの間、お留守でも
すぐに帰って来てしまいます。
いくら襲ってきたことはないとはいっても、
遊歩道上でヒグマにばったり、は
あまり気持ちのよいものではありません。
辛抱強く、ヒグマが移動するのを待っています。
| 知床五湖
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2012年08月04日
ヒグマはお出かけだったようで、
(できればもう引っ越ししててほしいのですが・・・)
お昼前から知床五湖の地上遊歩道を歩くことができました。
時間に限りがあり、
慌ただしい散策となってしまいました。
ただ五湖を一巡りした、というだけの印象。
やっぱりゆっくり回りたいな~
お天気はとても良くて、
湖面にも山並みが映っていました。
時おり吹き抜ける風が心地よく、
8月にしては快適な散策でした。
| 知床五湖
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2012年08月03日
知床五湖へ向かう道路上に親子グマが現れました。
とてもゆったりと、道路上を行ったり来たり。
母グマに続いて子グマものんびりしています。
子グマが少し遅れると
母グマは振り返って子グマを気にしますが、
それもほんのわずかの時間。
バスの近くでうろうろしている我が子を
心配している様子はありません。
親子そろって、我が物顔です。
こんなヒグマののんびりとした姿は、
深い森の、奥のまた奥で見るべきもののような気がしています。
今年はこのようなのんびりヒグマに、ときどき会います。
森の方がずっと居心地は良いだろうに・・・
| 知床の生き物たち
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2012年08月02日
今日は、残念ながら
知床五湖内にヒグマが居続けたため
地上遊歩道を歩くことはできませんでした。
しかも、午後からはフレペの滝にも
クマが出てきてこちらも閉鎖。
同じころ、カムイワッカ湯の滝でも
目撃されていたとのこと、
今日はクマまつりでした。
ひと夏に数回は経験する
どこもかしこもクマ、クマ、クマ・・・
人間は、自然の前では無力だと
改めて思う日です。
こんな日には「安全な」人間の世界で
ゆっくり過ごす余裕が欲しいものです。
| 知床五湖
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2012年08月01日
今日から知床五湖は「植生保護期」に入りました。
昨日まで毎日顔を出していたヒグマたちも
人間の都合に合わせてくれたように、
今日は姿を一度も見せませんでした。
あいにくの雨と霧で、足元を気にしながらの散策。
視界も悪く、肌寒い中で静かに歩く人間たちを
クマも森のかげから
静かに見守っていてくれたのでしょうか。
今年は北風が多く、
気温が低くて霧が立ち込める日が多いように感じます。
暑い夏を覚悟していましたから、
涼しいのはありがたいと同時に何だか拍子抜け・・・
もうしばらく気温の低い日が続くようです。
| 知床五湖
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