知床の森のガイド ゆらり

さまざまな樹種が時期をずらして色づいています。
快晴の空をバックに色づくことができて
木も満足そうです。

雲が去ると
真っ白な稜線が顔を出します。

晴れと雨を繰り返すお天気が続きますが、
山は雪を
大切に残しています。

　(四湖)

雲の中に葉っぱが浮かんでいたり、
森の色が実際よりも際立って見えたりして、
湖に映る景色は本当におもしろいと思うのでした。

お天気ばかりは誰にも選べないのですが、
山がきれいに映るときに歩けると
とても幸せな気持ちになります。
　(二湖)

毎日、毎日見ている景色なのですが、
何度見ても、何年も見続けていても、
本当に飽きることがありません。

長い時間をかけて、自然にできる世界は
無秩序なようでバランスがとれていて、
雑然としているようで美しい。

あれこれ取り繕わなくても
そこにいるだけで価値がある。

そんな優しさを求めて
人は森へ行くのでしょうか。

秋晴れの羅臼湖
　

風もなく暖かな空気を感じながら、
のんびり、のんびり
歩きます。

見慣れた景色が　
少しずつ色づいてきました。

　(ハウチワカエデ)
毎日変化する森の色に
ワクワクしています。

さわやかな空気の中、
知床連山の木々の色づきが進んでいるのが
はっきり見えました。
　(一湖)

あっという間に紅葉の季節は進んでいきます。
毎日、色が変わっているのを
しみじみと眺めています。