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氷の上で

少しずつ流氷が到着しています。
140124-1.jpg (入り江と水平線上もうっすら氷に覆われる 象の鼻)

140124-7.jpg
(土星の輪のように流氷が広がる ポロピナイ)

陸上の雪は相変わらず少なく、
枯れ草が顔を出した草原は
干し草を撒いた牧場のよう。
140124-6.jpg (大きな群れはあちこちで見られる)

到着したばかりの氷の上では、早くも
食べ物をめぐって抜き差しならない戦いが
起こっていました。
140124-2.jpg
(獲物を独り占めする若いワシとそれを取り囲む強者たち)

(ふとした隙に力のバランスが崩れた) 140124-8.jpg

氷の到着を祝福するかのような
美しい夕暮れでした。
140124-4.jpg

| 知床の生き物たち |

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ようやく来ました

昨年が早かった分、
今年はほんとうに首を長くして待っていました。
140122-1.jpg (フレペの滝展望台より 海面の真っ白な部分が流氷)

まだ、流氷本体の姿はなく、
はぐれ氷が帯状に何本か伸びている程度ですが、
確実に近づいている気配。

触れるところまで、早く流れてきてほしいです。

| 流氷 |

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知床五湖の冬季ツアーを更新しました

大変お待たせいたしました。

今年の知床五湖冬季ツアーについて
詳細を決定いたしましたので
お知らせします。

詳しくはこちらから→冬の知床五湖

どうぞよろしくお願いいたします。

| 知床五湖 |

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夕陽の力

時折、視界が悪くなるような吹雪模様で経過していましたが、
いつの間にか雪が止み、
雲の切れ間から
オレンジ色に焼けた夕陽が現れました。
140119-1.jpg (プユニ岬より)

辺りのすべてを温かい金色に染める光。
水墨画のように静かだった景色が
みるみる力を取り戻して輝き始めました。

| 知床の気候 |

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朝の柔らかい光

このところ、朝から晴れている日が続いています。
流氷が近づいている気配。

朝の柔らかい陽射しを浴びた
淡い色合いの知床連山もまた素敵。
140118-1.jpg (フレペの滝)

エゾシカも、
どこから湧いてきたのかと思うほど
たくさん群れていました。

穏やかなお天気。
シカものんびり。
平和な朝です。

| フレペの滝 |

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陽の当たる時間

冬至を過ぎて早1か月。
太陽の出ている時間がどんどん長くなっています。
140116-1.jpg(ウトロ市街 7:00ころ)

太陽の力も、
最も弱かったころに比べると
いつの間にか再び力強くなっています。

オオアカゲラのドラミングが
寝静まった街に響き渡ります。
140116-2.jpg
(自宅ベランダより 画像は1月6日 同じ木でドラミング)

寒くても布団から出る時間だと教えてくれました。

| 知床の気候 |

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お天気の回復とともに

北風びゅーびゅーのお天気がようやく落ち着き、
今日は朝から青空が広がりました。
風も穏やかで、のんびり森のお散歩。
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(視界を遮っていた枯れ木が倒れ、見通しが良くなった ポロピナイより知床岬)

動物たちも空腹を満たすのに必死!
140115-3.jpg(リスが掘り返した跡 あちこちにある)

(モモンガの食事の跡 活動が活発になってきた)140115-4.jpg

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(手前の荒れた雪面はシカが掘り返して枯葉などを食べた跡)

姿はなくてもおちゃめな暮らしが垣間見えます。
140115-6.jpg
(モモンガの足跡 目標まで飛べず画像右下に落下 歩いて木にたどり着いた)

140115-8.jpg
(崖で後ずさりしたシカの足跡 後ろ向きに引きずった跡がかわいい)

終日天気がいいのは本当に久しぶり。
140115-10.jpg(マジックアワーがはじまる フレペの滝)

夕陽を浴びて羅臼岳は燃え、
残照と月明かりとで左右から照らされた知床連山は
とても神秘的でした。
140115-9.jpg 140115-11.jpg

事故に巻き込まれた友人の
一日も早い回復を祈ります。

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今年も行きますよ!

今年は雪も少ないし、天気予報もいいこと言わないし・・と
うだうだしていましたが、
今日は朝からいいお天気!

昨夜少し、積もった雪と
午前中は大丈夫という天気予報を信じて
慌てて藻琴山へ出発。
140112-1.jpg (晴れているうちに証拠写真 斜里岳方向 左手は知床連山)

ハイマツの落とし穴に苦戦しながら
太陽に導かれて順調に高度を稼ぎます。
140112-5.jpg (屈斜路湖)

エビのしっぽは未完成 140112-2.jpg

天気が崩れる前に
何とか山頂にたどり着きました。
140112-3.jpg (今年もよろしくね)

下山を始めた途端、雪が追い付いてきました。
あっという間に辺りは水墨画の世界。
140112-4.jpg (今日はスキーヤーの姿は無く・・)

やはり山は侮れないのですが、
魅力もまた格別。
次はスキーで来たい!

| 藻琴山 |

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大木が倒れるとき

森の外は風が強いらしく、木のきしむ音が
時折聞こえています。

中にはパキパキというような
乾いた音をさせているものも。
140111-3.jpg (幹の真ん中水平に割れ目が)

もう一度、大きな嵐が来たら、
この子はもうダメかもしれません。
風が吹くたび、
パキパキと小さな音を立てながら
少しずつ支える力を失っているようです。

古くから生きてきた大きな木が
順に倒れています。
太い幹の、大きくささくれだった折れ口は痛々しく
その力の大きさにただただ圧倒されます。

その生々しい姿も
いつの間にか虫が棲み、コケがむして
また森の一部に溶け込んでいくのです。
140111-2.jpg  (倒木はキツツキが夢中でつつく)
140111-4.jpg (積雪期でも歩きやすい倒木の上 エゾリスの足跡)

日中も気温はマイナスのまま経過しています。
寒い季節でも、太陽の光を浴びて
海は不思議な色に変化します。
140111-6.jpg  140111-1.jpg

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湿り雪の森はにぎやかに

この時期にしてはめずらしく
湿った雪が降り続いた今日の森。
みんないつも通りに暮らしていました。

140108-6.jpg (雄ジカの後ろにたくさん!)

(雪の向こうでクマゲラがお食事中)140108-5.jpg

食事の跡 140108-4.jpg (クマゲラ)
(エゾリスが木の根元に隠したドングリを掘り出した。140108-3.jpg
奥の食べ残しは鬼皮と渋皮)

みんな食べ散らかしていっても
他の生き物がちゃんと始末してくれる。
とてもうらやましい。

今日はクマゲラによく出会いました。140108-1.jpg

~おまけ~
140108-2.jpg 
「最後の一葉」…?
実はヤマブドウのつるに
どこからか飛んできたカシワの枯葉が引っかかっています。
ぐるぐる巻きになったつるが実みたい!

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今年もよろしくお願いします

久しぶりに晴れの朝。
その分、気温も下がって
寒の入りにふさわしい…?昨日ですね、ホントは。
140106-6.jpg 140106-7.jpg

今年は雪が少ないので
ササや倒木がなかなか隠れず、
森は歩きにくい状態が続いています。
140106-8.jpg
スノーシューも要るのか要らないのか
悩ましい。

ササがずっと見えているので
シカは食べ物には困っていないだろうな…
と思っていたら、
キハダの根っこはしっかり食べられていました。
140106-1.jpg (新しい倒木の樹皮はあっという間に食べられる)

毎年毎年
春と夏と秋と冬とが順に巡ってきます。
森の生き物たちも安心して
今を生きています。
140106-5.jpg (シカに蹴散らされた雪の下から現れたコケ)

今年もよろしくお願いいたします。
140106-4.jpg (断崖絶壁で順調に成長する氷)

~お知らせ~
住まいをウトロに移しました

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