知床の森のガイド ゆらり

一昨日からの大雪で、
あっという間に一面真っ白！



久しぶりの雪景色。
やっぱりきれい！



シカも突然の大雪で困ってるだろうな～
このまま根雪では、お互い大変だもんね。

今年は雪が遅いおかげで
薄氷が張った湖面を楽しむことができています。

　（ミズバショウも氷漬け）


（薄氷に森や空が映る　三湖）


（斜陽に映えるガマの穂）


（夕刻になってようやく姿を現した知床連山　二湖）


（薄氷に映る羅臼岳　一湖）

日没に近づくにつれ、どんどん天気が良くなり
山は美しい紅色に染まりました。


（硫黄山第一火口近くから月が昇ってきた）

午前中は冷たい風が吹く西別岳。


（西別岳山頂手前から摩周湖方面）

午後はモアン山。


（モアン山　山肌に大きく「牛」の文字）

道に人の足跡はなく、馬の落し物がぼたぼたと。



さっきまでいた西別岳を望む
雄大な眺め。

　（モアン山山頂）

トドマツの甘い香りに誘われて、奥の森へ。



静かな森には
いつもの仲間。

なかなか安定せず、
冷たい雨がすぐにめぐってくる今年のお天気。

ようやく見えた青空が映えるのは
やっぱり知床五湖。





陽は弱くても
きらきらする眺めはやはりきれい。



雪も氷も
今日はこのまま残りそう。





刻々とオレンジ色に染まる
高架木道からの眺め。



　

いつの間にか木々の葉はすっかり落ち、
夏の間はお預けだった森の向こうの景色を
楽しみながら歩きます。







むき出しの倒木は
下草や若葉の向こうにあった時とは違って
とても寂しい姿に。



葉が落ちた枝先では、来年用の芽の準備が着々と進んでいるはずですが、
まだそれも感じられない
すべてが冷たい景色。

太陽は低く、雪もまだ。

物悲しい森の湖は鏡になって、
凍って雪の下になってしまえばこの眺めはなくなってしまうよと
一生懸命教えてくれていました。