知床の森のガイド ゆらり

フレペの滝の虹。



そうそう頻繁にはお目にかかれません。

ちょっとした向きで
濃く見えたり薄く見えたり。

なかなか贅沢な時間でした。

昨日までのぐずついたお天気が嘘のように
すっきりと晴れ渡った一日。
羅臼岳もご機嫌。

　（二の沼）

歩くルートが変わって、
踏まれることがなくなったお花が
少しずつ戻ってきています。




（雪の下からようやく出てきたサクラ）

晴れて青空が見えると、
それだけでウキウキしますが、
霧に煙る森も、
とても素敵。

何といっても緑がきれい！
霧が動くたびに景色が揺らいで
幻想的な森に
うっとり。

少し暑かったけれど、
静かな森を抜けて、草原へ。

草原の先は、
断崖絶壁と、穏やかな海。

終日、曇りの予報でしたが、
気持ちの良いお天気に恵まれました。



天気予報も、
いい方に外れるのは大歓迎！

つやつやの緑を堪能しました。

手つかずの森では
子育て中のアカゲラにけたたましく怒られたり
ヒグマが堂々と近くを横切ったり。

たくさんの生き物が自由に生きている
懐の深い森。

楽しいおしゃべりで
あっという間に過ぎていく時間。

そこにある命を慈しみ、
今この時を大切に過ごす。

とても豊かな時間でした。

のんびりゆったりの一日。

そんな一日を締めくくるにふさわしい
雄大な夕景。

雪は谷筋に残すのみとなった姿を
くっきり現した知床連山。

湖面にもくっきり映って
二倍楽しめます。

緑色が鮮やかな森の中では
トンボが次々に羽化しています。



森の色は生き生きとして
右も左も上も下も、
美しい色に囲まれます。



静かな森を
静かにお散歩。

雨と霧に包まれた散策。



幻想的な風景が次々と流れて行きました。

晴れて青空が見える景色も良いですが、
直射日光がない方が
森の緑はとても優しくて美しい。

ぼんやりと靄のかかった優しい緑色に
うっとり。

天気予報はいい具合にはずれて、
のんびりお散歩。



他に人気もなく、シカものんびり。



混雑を避けて
ゆったりのんびりの一日。

冷たい空気に包まれたここ数日。
澄み切った色に包まれて
シアワセな時間。

ようやく雲が切れて、
新しく降った真っ白な雪と鮮やかな新緑の景色。



いくら寒いと言っても、もう６月。
数日のうちに消えてしまうだろう新しい雪と
例年より早く進んだもりもりの緑との共演は
本当に貴重な瞬間です。

低い雲の下から見えた山裾は
新しく降った雪で真っ白。

森の新緑もどこか寒そう。

知床五湖の遊歩道にも、
新しい雪。

とても寒い6月の一日。