知床の森のガイド ゆらり

知床五湖の湖面には薄氷が張って、
水鏡ならぬ氷鏡に
知床連山が映し出されます。

　（二湖）

少し早いペースで
冬へと向かっているようです。

ゴミ拾いボランティアのため、
陸路にてルシャへ。


（漁業者以外はほとんど立ち入ることができないルシャ地区　荒涼とした風景が続く）

普段はなかなか見かけないような
大きなヒグマ。
王者の風格。


（少し太り過ぎにも見える　冬を控えてメタボなんて気にしない）

思い立って、阿寒へ。


（オンネトーコースより　大雪方面が良く見える）


（雌阿寒山頂を経て阿寒富士山頂到着　植物が全くない景観にいつもゾクゾク）


（どこでも出会う、台風の影響）


（オンネトーより　夕暮れの光を浴びて）

標高の高いところでは
紅葉には少し遅い季節でしたが、そのせいか
すれ違う登山客はみな少人数（もしくは単独）で、言葉も少なめ。

それぞれの山を楽しんでいる
大人の雰囲気の山行でした。

太陽の光の具合で
さまざまに変化する森の色。



鏡のような湖面に姿を映して
美しさ2倍。

何だかんだで3回目。
知床の開拓跡地にみんなで植樹をします。



年1回のイベントですが、
毎年来ている常連さんも多く、
作業はサクサク進みます。



今年はトドマツを植えました。
立派に成長した周りの森も、先人たちが植えたもの。
いつの日か、今日植えた苗木たちも
たくさんの生命を守る存在になりますように。

毎日表情が変わるまぼろしの沼。



何度来ても、何時来ても
その時にしか見られない
とっておきの顔。

久しぶりの青空と
雪をいただいた知床連山。



雲の隙間からちらりとお披露目。

色づいた森に囲まれたまぼろしの沼。



訪れる人は疎ら。
ひっそりと鎮座する沼はとても神秘的。

まだそれほど日が経ってはいないヒグマのフンが
沼を見に来るのは人間だけではないよと教えてくれます。

　（ドングリを食べたヒグマのフン）

大雨のおかげで出現した沼は
まだまだ健在。



知床連山はうっすらと雪化粧。

　（二湖）

風もなく静かな湖。

知床五湖はどれも強く波立って、
時おり水しぶきがかかります。

　(三湖)

開けた展望地は風当たりも強く、
のんびりすることができませんが、
木々の隙間から見る何気ない眺めに
ハッとします。

　(二湖)

見慣れた景色であると同時に
その瞬間にしか無い景色でもあります。

先週は時間と体力が足りなくて三ッ峰までしか行けなかったので、
今日は万全を期してサシルイ岳へ。

　(サシルイ岳)

調子は良かったので、もう一つ欲張って
オチカバケ岳まで行けそうでしたが、
思ったより霧が晴れなく、くじけました。

折り返してしばらくするとようやく視界が開けて、
見事な紅葉の景色が広がりました。

　(羅臼平)

(チングルマ)　

日没が早まるこの季節。
欲を出してもいいことはありません。
また来年のお楽しみが増えました。