知床の森のガイド ゆらり

早朝の原生林に朝日が差し込む　



子ジカも朝もやに包まれて

荒々しい海岸線が長く続く景色。



人間が近づくことはなかなかできない森ですが
たくさんのたくましい生き物が
のびのびと暮らしています。

シカが出迎えてくれたり

　（三の沼）

チシマザクラが満開だったり



少しずつ霧が晴れて
だんだん山が見えてきたり



イマイチな天気を諦めずに歩けば
ご褒美はちゃんと準備されています。

下から雲がもくもくと湧いてきて
幻想的な知床五湖の景色。

濃い霧に覆われていた藻琴山。
少しずつ霧は晴れて


（屈斜路湖がかすかに）

お花はたくさん。

　（咲き出しのコケモモ）

　（ハクサンイチゲ）

雪が融け、
今日はみごとは
逆さラウス

　（三の沼）

人間に興味津々の子供たち。
親ぎつねもつかず離れずで見守るなかで
それぞれ自由闊達に動き回ります。


（この子は遊歩道のすぐわきでのんびり）

毛の色も大人に近くなり、
自分の力で生きて行くすべを
短い時間で身につけます。

カムイワッカの滝は
長い砂利道の奥にあります。

湯の滝で遊ぶことに重きが置かれますが、
道中の眺めも私のお気に入り。


（広大な原生林を海霧が覆う）


（緑のトンネルに夕陽が当たって）

今日はぽかりと
雲一つ。

　（二湖）

毎日毎年同じようで、
二度と同じことは無い
雪の形や緑の色合い、雲の形・・・

気持ちの良い気候が続いていますが、
羅臼湖周辺はまだまだ雪がたくさん残っています。

　（チシマザクラの向こうに雪渓）


（三の沼も半分は雪の中）


（四の沼　ミズバショウ）

連日の水鏡。

　（二湖）

残雪も徐々に小さくなっています。

水面に映る知床連山。

　（三湖）

空気が澄んで
とにもかくにも美しい。

水が引いてきています。

　（まぼろしの沼）

シダのじゅうたんに覆われるのも早めに進みそうです。