知床の森のガイド ゆらり

高架木道で迎える日没。


（赤く照らされる高架木道と知床連山の山裾）

こんな眺めも、今の季節ならでは。

羅臼湖周辺は積雪状態。
一歩一歩、小さなスノーブリッジを壊しながら進みます。

　（二の沼　湖面は凍結）

微妙に雪に隠れたルートは落とし穴だらけ。
消耗しながら歩いた先には
薄氷が張った今ならでの眺め。

　（三の沼）

赤色がきれいな今年の秋の森。
午後は斜陽に照らされてますます鮮やかに。

風がなくて湖面が静かな時のお楽しみ。



対岸の森も青空に浮かぶ雲も
滑らかな水面に映って
楽しみは２倍。

フレペの滝の上の斜面に、
鮮やかな錦が現れました。
このような景色はあまり記憶にありません。

　（フレペの滝）

とても新鮮な眺めでした。

木々の色が個性的になってきました。
一本一本が
それぞれの色をまとって自己主張。



穏やかな夕刻。
静かで
少し寂し気な季節を迎えます。

ようやく
白い頂が見えました。



暖かい日が多いのですが、
やはり冬はやって来るのです。

紅葉はそれぞれに色を深め、
次第に鮮やかに輝き始めます。
見る人の心を映して。