知床の森のガイド ゆらり

しっとりした空気を楽しみながら
ゆっくりのんびりの時間を堪能します。

草原はまだ枯れ草の色が目立ちます。

　（フレペの滝）

見通しが良く、広さを実感できる季節です。

（例年より早く進む雪解けの知床連山を映して　一湖）

たくさんの生き物が棲んでいる森。

湿った空気は
緑色をとてもきれいに見せてくれます。

苔むしたいつもの森も、新鮮な緑色。





新緑が美しい季節です。

（夢中でシバザクラを吸蜜するミヤマカラスアゲハ）

知床五湖に遅い春がやって来ました。

　（五湖）

エゾヤマザクラがあちこちで咲き始め、
湖面に映り込んでいます。

上手く隠れながら
みんなたくましく育ちます。


（エゾハルゼミ　抜け殻も）


（ヒグマ　母と双子ちゃん）

道路上を悠々と歩く親子グマ



対向車が来ても動じず、ひたすら我が道をゆく。
そりゃ、元々はあなたたちの土地ですけどね・・悩ましい。

気温も低く、濃霧に包まれて出発した散策でしたが、

　（四湖）

青空が少し見えたと思ったらあっという間に霧が晴れて
それまで隠れていた対岸のサクラや知床連山がくっきりと現れました。



空気は澄んで、本当にきれい。
幻想的だった森は、あっという間に鮮やかな色彩を取り戻しました。

ルート上の残雪はほとんどなくなって、
雪融け水も、早くも少なくなってきています。





これから新芽があっという間に出揃います。
それぞれの色で。

　（淡い緑の新芽の後ろは赤褐色の新芽）

様々な生き物に出会います。

　（シマリス）

　（エゾタヌキ）

　（オオルリ）

（ツツドリ）

　（クマのフン）

明るい陽射しに
森の色も鮮やかです。

残雪の知床連山を映して
知床五湖はいつもの美しさ。

　（二湖）

雪融けが早い今年。
春も早目に訪れています。


（エゾヤマザクラ）

深い断崖にはオオルリの美しいさえずりが響いていました。

　（オオルリ）


　（海の色も深く）

朝早く起きると
うっすらと雪が積もっていました。


（エゾムラサキツツジの上に雪）

気温が上がるにつれてあっという間に融けてしまいましたが、
まだまだ雪が降ってもおかしくない季節です。

静かな森をゆっくり歩いていたら
シマリスがちょろちょろと。



私たちからは少し距離をとってはいるものの
しばらくあっちに行ったりこっちに行ったり。



穏やかな陽気。
リスも急いではいないようでした。

ウトロ周辺はミズバショウが真っ盛り。

　（知床五湖）

咲き出しのミズバショウはつやつやしてとても清楚。
人気者です。

スノーシューを履いて残雪の羅臼湖へ。

　（五の沼）

やはり雪融けは早く、
ハイマツやササが行く手を阻むところも。

それでも今日も、知西別岳にはスキーヤーの姿。
短い残雪期を思い思いに楽しみます。

　（羅臼湖と知西別岳）

観光地もいいですが、
混雑知らずの名もない場所で
ほっこり。

奇跡的に簡単に行くことができたまぼろしの沼。



沼は早くも小さくなり始めていますが
手つかずの森にいつものとおり、鎮座していました。