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大木が倒れるとき

森の外は風が強いらしく、木のきしむ音が
時折聞こえています。

中にはパキパキというような
乾いた音をさせているものも。
140111-3.jpg (幹の真ん中水平に割れ目が)

もう一度、大きな嵐が来たら、
この子はもうダメかもしれません。
風が吹くたび、
パキパキと小さな音を立てながら
少しずつ支える力を失っているようです。

古くから生きてきた大きな木が
順に倒れています。
太い幹の、大きくささくれだった折れ口は痛々しく
その力の大きさにただただ圧倒されます。

その生々しい姿も
いつの間にか虫が棲み、コケがむして
また森の一部に溶け込んでいくのです。
140111-2.jpg  (倒木はキツツキが夢中でつつく)
140111-4.jpg (積雪期でも歩きやすい倒木の上 エゾリスの足跡)

日中も気温はマイナスのまま経過しています。
寒い季節でも、太陽の光を浴びて
海は不思議な色に変化します。
140111-6.jpg  140111-1.jpg

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